28日に読んだ本

237
宮部みゆきの“英雄の書 下”



もっと長々とやって欲しかった。
飽きたのかと作者に問いたくなる早い終わりだった。
確かに伏線は全部回収してはあったが、某少年漫画週刊誌お得意の打ち切りを思い出す、無理矢理な伏線回収だと感じた。
折角のでっかいスケールの世界設定が生かされない終わり方で何とも惜しい。

作者が自分自身をさらけ出さなくてはいけないファンタジーに疲れたのかな。と深読みしてみたり。


まぁ最後の最後の終わり方が良かったというのは、やぶさかではないよ。