21日に読んだ本

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打海文三の“裸者と裸者(下)”


良い作家を見つけたぜぇと思ったら、解説で驚愕の事実。
著者の急逝のため未完だと。
こういうのがあるから、時々読書をやめたくなるよね。

全体の雰囲気は、(上)と同じく、戦争の悲惨さを霞ませてしまうほどのテンポと、冷静に帰ると不気味に感じてしまう明るさ。